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 書籍の編著者である会員ご本人からの希望に基づき、出版後1年以内の書籍の紹介を掲載しております。 対象書籍は対象書籍は出版後1年以内の経営学に関連するものとしております。書籍紹介を希望される会員におかれましては、編著者名、書籍名、出版社、発売日、ISBN、URL、200字程度の紹介文を学会事務所へメールにてご連絡下さい。ご紹介の期間は当面1年間とさせていただきます。なお、本コーナーでは会員から希望のあった書籍をすべて掲載しており、学会として書籍の内容まですべて確認しているものではありません。


松尾健治著『組織衰退のメカニズム:歴史活用がもたらす罠』(2022/6/25)2022/7/8

ISBN 9784561267638

 成功した経験をもつ組織が衰退する場合、なぜ・どのようにして衰退するのか。この問いを明らかにするために、戦後の鐘紡を事例として取り上げ、社内資料や当事者の証言をもとに、組織衰退のメカニズムを探求していく。そこで見えてきたのは、当事者の必死さ、誤算、恐れ、弱さ、罠に陥っていく様や、一人一人の思惑とそれらの掛け違いであった。1つのテーマのもとで、理論的貢献、歴史的事例研究、理論と歴史を統合する方法論の構築、の3つに挑戦している。

 

 

 

 

 

 


By Kenichi Shinohara(篠原健一)『Work Organizational Reforms and Employment Relations in the Automotive Industry』Routledge(2022/5/27)2022/7/5

ISBN 9781032252704

General Motors (GM)’s attempt to adapt the renowned Toyota production system for its own automotive manufacturing plants had historically produced disappointing results. Why was it not sufficiently successful? This book aims to shed insights into GM’s failed attempt through the analysis of work organization reforms and labor-management relations on production-system efficiency.

 

 

 

 

 

 

 

 


菅田浩一郎著『中小企業の国際化と自立化―日立地域にみる胎動』文眞堂(2022/4/5)2022/4/6

ISBN-13:978-4830951732

 中小企業はいかにして国際化に向かうか。その方向性と特徴、課題について論究する。かつて脆弱な存在とみなされた中小企業が中核企業(大企業)との取引関係を通じて蓄積した技術力、イノベーションを梃に、自立化を進め、国際化に向かう。その胎動を企業城下町日立地域にみてとり、史的・定性的・定量的分析を交えながら、実像に迫る。

 

 

 

 

 

 

 


(編著)足立辰雄、清水正博『SDGsとCSRがひらく未来〜石田梅岩の心学でフェアな成長を〜』晃洋書房(2021/5/20)2022/3/29

ISBN-13:978-4771034907

 本書は、経営学研究者だけでなく仏教研究者や経営実務家など8名の共同研究による持続可能な成長と経営のあり方を論じている。その際、SDGsとCSRを一体的に運用し、日本の老舗や商人道の基礎を形成した石田梅岩の優れた哲学を取り入れて日本型CSR(ミクロ的アプローチ)を論じている。個別企業のモラルある経営行動を尊重しつつもインモラルなビジネスへの社会的規制(マクロ的アプローチ)も組み込んで、フェアな成長への可能性を探っている。

 

 

 

 

 

 


(監修)後藤俊夫、(企画編集委員長)落合康裕、(企画編集委員)荒尾正和、西村公志『ファミリービジネス白書2022年度版:未曾有の環境変化と危機突破力』白桃書房(2022/1/21)2022/3/1

ISBN-13:978-4561267607

 ファミリービジネスは、地域経済を長期に渡って支える存在である。
 本書は、2015年、2018年、そして、2022年と今年で3シリーズ目を迎えた。2018年版の分析を基本的に踏襲し、さらに精緻化を計るとともに、新型コロナ感染症の影響についての緊急アンケートとインタビューから多面的に考察している。
 初版の2015年版から辿ると10年にわたるデータ整備がなされることとなった。長期に渡るその強さを明らかにするだろう。
(白桃書房の内容紹介より一部引用の上、作成)

 

 

 

 

 

 


原田順子・平野光俊編著『改訂新版 人的資源管理 ~理論と実践を架橋する~』放送大学教育振興会(2022/3/20)2022/2/2

ISBN 9978-4-595-14177-5

 人的資源管理の理論と実践を架橋することを目標に4人の研究者(原田順子・平野光俊・三輪卓己・野村佳子)により執筆されました。「人的資源管理の基礎知識」「人的資源管理の制度と機能」「多様な労働者たち」の3部構成で、基礎から応用まで人的資源管理の全体像を企業経営の基本的概念とともに解説しています。また本書は放送大学ラジオ講義「人的資源管理」(2022~25年度)を補完しています<番組表https://www.ouj.ac.jp/hp/bangumi/

 

 

 

 

 

 


佐藤 耕紀著『今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「マーケティング」』同文館出版(2022/1/27)2022/1/24

ISBN 978-4495541040

 この本はマーケティングを学びたい社会人や、学生のみなさんを想定読者として、ふだんの授業で話すように書きました。
「自分が若いころに知っていたら、仕事や人生にきっと役立っただろう」と思うマーケティングの知識を、できるだけわかりやすくお伝えします。

●なぜ、「カルディ」はコーヒーを渡す? 「返報性、ドア・イン・ザ・フェイス、フット・イン・ザ・ドア」
●「Zoom」はどうやって利益を出す? 「広告モデル、フリーミアム」
●なぜ、「ヤマト運輸」は宅急便を実現できた? 「密度の経済性、ドミナント戦略」
●誰が「婚約指輪は給料3カ月分」と決めた? 「文化をつくるプロモーション」 …etc.

 

 

 


高垣行男著『起業家精神と国際ビジネス』創成社(2021/1/31)2021/12/27

ISBN 978-4794425775

 本書は前著の続編に相当する。前著では国際ビジネスにおける新しいトレンドを念頭におき,製造業以外の業種(小売,外食), さらにボーングローバル企業やM&Aにおける対外直接投資を説明できる分析モデル(「ダイナミックOLIサイクル」)の構築を試みた。本書ではこれら各分野の企業に対する事例分析を行いモデルとしての適用性を確認した。さらに起業家精神の議論をもとに精緻化を試みている。
参考(前著):『国際ビジネスの新潮流―ダイナミックOLIサイクルの試み―』創成社(2500円+税) 2019/1/31発刊

 

 

 

 

 


西之坊穂著『日本の組織におけるフォロワーシップ フォロワーはリーダーと組織にどう影響を与えるのか』晃洋書房(2021/12/1)2021/12/14

ISBN 9784771035355

 本書は、日本の組織におけるフォロワーがリーダーや組織に対して発揮する影響力、すなわちフォロワーシップについて経験的研究を行った。具体的には、日本企業のミドルを対象にリーダーシップとフォロワーシップが成果変数に与える影響を経験的に検証し、日本企業におけるフォロワーシップの意味について考察した。
 分析の結果、日本のフォロワーシップは既存研究とは異なる3因子構造であること、情緒的コミットメントがフォロワーシップの先行要因であること、フォロワーシップとリーダーシップの間に交互作用があること等が示された。

 

 

 

 

 


佐藤 耕紀著『今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「経営学」』同文館出版(2021/7/1)2021/10/15

ISBN 978-4495540890

 経営学は、実はとても親しみやすく、実践的な学問です。
仕事や人生のさまざまな場面で、経営学の知識がきっと役立つでしょう。
 本書は、読者の知的な好奇心を満たしつつ、経営の基本を学べるよう、身近な具体例でわかりやすく解説した入門書です。

●なぜ、吉野家はメニューを増やした?
●コカ・コーラはレシピの秘密をどう守っている?
●なぜ、セブン‐イレブンは急に増える?
●秋元康さんが最も重要と考えるヒットの条件は?
●AI時代に生き残るのはどんな仕事?
●食べ放題では限界まで食べるべき?
●「ドラえもん」に描かれる世界のしくみ …etc.

 

 

 


伊藤嘉浩著『ビジネスモデル創造企業』中央経済社(2021/9/28)2021/9/24

ISBN 978-4502395017

 本書では、企業、組織、地域が優れたビジネスモデルを創造するための理論とマネジメントについて事例研究を主に用いて記述・分析している。第一部のビジネスモデルの多角的分析と、第二部のビジネスモデルの競争分析についてローカライゼーションやプラットフォームの新しい理論などを展開している。第三部のビジネスモデル・イノベーションについて、事前に意図した計画だけでなく、事後に現場から創造される創発的ビジネスモデルという独自概念を提示して、有用な理論構築を行っている。とげぬき地蔵に関するビジネスからふるさと納税まで、膨大なフィールドワークに基づく多様な事例の調査分析に加え、筆者の希有な実務経験による参与観察事例も加えている。また、有力学術雑誌の査読付き論文14編の内容を大幅に加筆して再編集した本篇とともに、興味深いコラムを豊富に設けた。広く様々な業界の企業と組織のビジネスモデルの変革のための知見を提供する書である。KDDI財団著書出版助成受賞。

 

 


亀川 雅人著『合理的な経済人と風を読む投資家: 時間の流れる市場が織りなす物語』文眞堂(2021/6/28)2021/6/30

ISBN;978-4830951336

 生産活動には時間がかかります。生産手段の形成という迂回的活動により、生産時間をゼロに近づけようとすると、資本の報酬である利子もゼロに接近します。それは、資本の参入余地がなくなる成熟社会への道のりですが、私たちの無限の欲望は、常に資本が参入する時間を探し続けています。本書は、人間の欲望を資本という観点から深耕するエッセイです。

 

 

 

 

 

 


小沢 貴史 著『市場再活性化のメカニズム』千倉書房(2021/3/5)2021/5/20

ISBN;978-4-8051-1228-1

 1970年代以降、日本は成熟型経済下にあると言われて久しく、バブル経済崩壊後は「失われた30年」などと言われている。需要が超長期に亘り低迷し続けている国産品市場は多い。そうした中で本書は、需要の停滞・衰退傾向から持続的な再成長を実現した再活性化事象を網羅的に追求した。日本の国産品市場の中には、再活性化を遂げた市場が確かに存在する。では何故、再活性化を遂げたのか? 本書では1,752に及ぶ国産品市場の進化過程を、1970年から超長期にわたって追跡し、逆境を好機に変える論理を探究した。

 

 

 

 


森俊也著『思いの経営学-「可視性の罠」からの脱却とイノベーションの創出ー』千倉書房(2021/2/3) 2021/3/30

ISBN: 978-4-8051-1217-5

 成熟期にある企業の次なる成長戦略として、品質や性能などの見えやすい価値基準ではなく、「顧客にしてほしい思い」に焦点を当てた「思いの経営学」。
本書では、成熟期企業においては、これまで重視されてきた「品質・機能・価格の経営学」を超え、顧客の奥底にあるインサイトを発見し、それに基づきコンセプトを事業のコアに定め、また、企業の将来像を再定義し、人・組織が一体となってブレイクスルーを起こし、イノベーションの創出へとつなげていく「思いの経営学」が極めて重要となることを提起し、その有効性を検証している。

 成熟期企業の成長は「顧客にして欲しい思い」への気づきから生まれる。(本書の帯文より)

 

 

 

 


堀越昌和著『中小企業の事業承継 : 規模の制約とその克服に向けた課題』文眞堂(2021/4/8) 2021/3/11

ISBN-13 : 978-4830951152

「事業承継には制約が多すぎる。それが問題だ。」(本書帯文より)。事業承継は近年,わが国中小企業の最大の課題と言われる。本書は二千社を超える中小企業と関わってきた著者が,規模の制約性から理論的・実証的な接近を試み,規模が小さいからこそ抱える事業承継の悩みや解決の方策について,中小企業経営の現実に即した考察・提言を行っている。研究者のみならず,中小企業の事業承継に関わる全てのステークホルダー必携の一冊。

 

 

 

 

 

 


安藤史江編著(筒井淳也・佐藤一磨・櫻井雅充・小江茂徳・余合淳・喜田昌樹・荒木淳子・国保祥子・寺村絵里子・水落正明)『変わろうとする組織 変わりゆく働く女性たちー学際的アプローチから見据える共幸の未来』晃洋書房(2020/11/20)2020/11/16

ISBN 978-4771034051

 

 本書は、変わることを迫られる組織と、変わらざるをえない個人の「今」を、多様なバックグラウンドの研究者による学際的なアプローチで、浮かびあがらせようとする試みです。

 管理職の育成、子育て世代へのサポート、育休取得の現状、役職定年後のキャリア形成、50代労働者の働き方など、家族形成期から仕事期、高齢期と幅広いトピックスを取り上げています。

 

 

 

 

 


安藤史江著『コア・テキスト組織学習』新世社(2019/12/1)2020/11/16

ISBN 978-4883843022

 

 組織の成功や失敗は、必要な事柄を正しいタイミングで正しく学習できるかどうか、すなわち求める「組織学習」を実現できるかどうかにかかっています。

 本書は、これまで大きな関心を集め、多くの研究蓄積がありながらも、なかなか進んでいなかった体系化を目指し、組織学習の基本的な概念やメカニズムを平易に解説した日本で初めての本格的入門テキストです。

 

 

 

 


亀川雅人著『経営学って何か教えてください! ―マネジメント・ジャングルを彷徨う―』創成社新書64(2020/10/21)2020/11/10

ISBN 978-4794450708

経営学を学ぶと, 何が得られるのか? 世の中の役に立つのか?

 経営学の知識ゼロの新人 南山メグミの素朴な疑問に,亀川雅人教授が丁寧に答えてくれました。教授との会話や授業を通して, 経営学の本質をイチから身につけられます。

1. 経営学のエッセンスがわかる!
 ストーリー仕立てで, 経営学の歴史から基本の考え方まで理解できるので,初学者におすすめです。

2. 経済学と比較することで, 経営学の本質がわかる!
 経済学の視点が随所にちりばめられており, 経営学の領域,考え方の違いが浮き彫りになるというのも本書の特徴の1つです。

3. 各章末に「メグミのメモ (まとめ) を設けました!
 メグミのメモを読むことで, 基本概念の振り返りや課題の把握ができます!

 

 


吉原敬典著『ホスピタリティマネジメントが介護を変える-サービス偏重から双方向の関わり合いへ-』(新・MINERVA福祉ライブラリー37)ミネルヴァ書房(2020/7/1)2020/10/3

ISBN 978-4-623-08945-1

 編著者はホスピタリティマネジメント研究の第一人者であり、本書において、「ホスピタリティマネジメントとは、サービス利用者と現場職員が双方向に関わり合い、プラスの相乗効果を高め合える環境を構築するための経営哲学であり手法である」と説き、その理論的根拠と環境づくりのための手法を誰にでも身に覚えのある事例を踏まえ解説。利用者の幸福感と職員のモチベーションを同時に高められるホスピタリティマネジメントは、利用者と職員が共創するものであり、「活私利他」「三方よし」に通ずる点があることを提示している。